漂流郵便局
キラキラ共和国
小川糸さんの「キラキラ共和国」
とても良かったです(^^♪
もう読みましたか?
「ツバキ文具店」の続編でしたね。
鎌倉の山のふもとにある、小さな古い文房具屋さん。
手紙の代書もしています。
小川糸さんの本を読んでいると、生きること、食べること、すべてを大切にしようと思うのです。
そして、鎌倉にいきたいなあと思ってしまいます♪
ちょっとネタバレになってしまいますが・・・
この「キラキラ共和国」の最後の方に、もう亡くなって想いを伝えることの出来ない人に、手紙を出すシーンがあるのですが、胸がキュッとしてしまいます。
ひとりは、風船につけて空へ飛ばします。
ひとりは、ボトルレターにして海に流します。
そしてもうひとり。
漂流郵便局宛に投函するのです。
漂流郵便局
漂流郵便局って、本当に実在するようです!
亡き家族や宛先の書けない手紙などを受け取ってくれる郵便局。
瀬戸内に浮かぶ小さな島、「粟島」のほぼ真ん中にあるそうです。
漂流郵便局のwebサイトにはこのように書かれています。
こちらは、届け先のわからない手紙を受け付ける郵便局であり、「漂流郵便局留め」という形で、いつか宛先不明の存在に届くまで、漂流私書箱に手紙を漂わせてお預かり致します。
過去/現在/未来
もの/こと/ひと
何宛でも受け付けます。
いつかのどこかのだれか宛の手紙が
いつかここにやってくるあなたに流れ着く。
漂流郵便局員
(引用:漂流郵便局HPより)
こんな郵便局があるなんて。
本当にすてきなことです。
私は父を10年ほど前に亡くしています。
突然の別れとなってしまったため、きちんと「ありがとう」も「さようなら」も言えないままになってしまいました。
近いうち、父宛の手紙を出してみようと思っています。
こんな素敵な郵便局を運営してくださっている方々、また「漂流郵便局」の存在を教えてくださった「キラキラ共和国」著者の小川糸さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
送り先は
〒769-1108
香川県三豊市詑間町粟島1317-2
漂流郵便局留め
〇〇〇〇〇様
詳しくは、漂流郵便局のHPをご覧くださいね。