『きのうの影踏み』 辻村深月 著 読みました。
ふと聴いていたラジオ番組に、芦田愛菜ちゃんが出ていました。
今月、『まなの本棚』という本を出版されたようです。
あの小さくて可愛かった愛菜ちゃんも、もう15歳になるんですね。
年間に100冊は本を読むそうです。
学業に芸能活動にと超多忙なのに、いったい何時本を読んでいるのか?との問いに、歯を磨く時間とか、本当にちょっとした時間を見つけて読んでいるとの事。
そんな本好きな愛菜ちゃんのとっておきの本が紹介されているそうです。
読んでみたいですね~(*´▽`*)
さて、そんな愛菜ちゃんに、この夏におすすめの本は何かありますか?
との質問に、愛菜ちゃんが答えてくれたのがこの本でした。
辻村深月さんの『きのうの影踏み』です。
Amazonの商品の説明
内容紹介
子どもの頃、流行っていたおまじないは、嫌いな人、消したい人の名前を書いた紙を十円玉と一緒に十日間続けて賽銭箱に投げ込むことだった。ある日、子どもたちは消えた子どもについて相談していて……(「十円参り」)。あるホラー作家が語る謎のファンレターの話を聞きぞっとした。私のところにも少し違う同じような怪しい手紙が届いていたからだ。その手紙の主を追及するうちに次々と怪しいことが連続し……(「手紙の主」)。出産のため里帰りしていた町で聞いた怪しい占い師の噂。ある日、スーパーで見知らぬ老女を見かけた瞬間、その人だと直感し……(「私の町の占い師」)。
怪談専門誌『Mei(冥)』に連載した作品ほか、書き下ろしを収録した全13篇。人気絶頂の著者が、最も思い入れあるテーマに腕をふるった、エンターテインメントが誕生しました。
暑い夏、涼を求めるには、ちょっと怖~い感じの本もいいですよね。
13の短編で出来ている本でした。
著者の辻村深月さんが、大の怖いもの好きだそうで、ご自身の実体験によるところもあるそうですよ。
私もさっそく読んで見ました(^.^)
私が小学生の頃に流行った「こっくりさん」(本書では「キューピット様」)なんかの
話も出てきたりして、懐かしい~感じもしました。
1日1編づつ読んでいこーって思っていたのに、次から次に読みたくなって、結局2日で読んでしまいました(^^♪
芦田愛菜ちゃんが『神様』と称える辻村深月さん。
さすがに読みやすいし、引き込まれます。
どの作品も、世にも奇妙な物語になりそうな、不思議な怖さと面白さでした。
おすすめです(^^♪