poorba-chan’s blog

50代半ば。貯蓄なし、退職金なし、借金あり。無事年金生活を迎えることができるのか?

結婚して30年 借金&浪費 いまだに理解出来ない夫のこと ①

今月は仕事もなく、時間がたっぷりある私(^○^)

この際なので、夫のことについて色々と考えてみようと思っています。

 

夫のこと



一緒に生きていくしかない・・・

 

夫のことを書こう書こうと思いながら、 なかなか手が進まず・・・

何となく気が重い感じです。

 

いろいろ思うところはありますが、もうお互いに50代半ば。

 

離婚することを本気で考えたことも ありましたが、もうそれも昔の話です。

役所へ離婚届けをもらいに行ったこともあります・・・ でも

ここから先、生き残っていくためには 一緒に暮らしていくしかありません(笑)

 

 私から見て、理解出来ない夫の考え方や行動が、先天的なものなのか、育ってきた環境によるものなのか・・・

考えながら少しづつ書いていこうと思います。

 

夫の生い立ち

 

夫は男三人兄弟の長男として生まれました。

 

生まれすぐに、母方の祖父母に預けられ、3歳まで両親とは離れて暮らしていました。

年子で次男が生まれて、続いて三男。

 

どういうきっかけなのかはわかりませんが、 長男として生まれながら、家族と一緒に 暮らすようになったのは、夫が一番最後でした。夫が3歳過ぎの事です。

 

この祖父母というのは、夫の母の本当の親ではなく、養子に出された先の養父母です。 夫の母(義母)は、自分が養子に出された事も、養父母のことも、とても恨んでいて、 私達が結婚した当初、会うたびに文句を言っていました。

 

「あの人たちが子供を欲しがらなければ、 こんなことにならなかったのに」 とか

「あの人達のせいで大変な思いをした」 とか・・・

 

本当に辛くて嫌でたまらなかったのだと思います。

 

私達が結婚したころは、祖父はもう他界しており、祖母が同居していたのですが、 家の一番奥の部屋にひとりでこもっていて、居間に出てくることはありませんでした。

 

食事はお盆にのせて部屋まで運んでいました。

私たちが行ったときは、食事を運ぶのは私の役目です。

 

私からすれば、夫を3歳まで育ててくれたおばあちゃんという思いしかありません。

なんとも言えない空気感です。

 

どの家にも、その家の人ではないとわからない事情というものがあると思います。

ですから、もちろん意見をするつもりなんて全くありませんでした。

 

ですが、事あるごとに義母が、

「あのばあさんに育てられたから、〇〇(夫)は こんな子になったんだ」

 

と言うものですから、 ついに私も

 

「だったら自分で育てれば良かったのに」

 

みたいな事を言ってしまい、ものすごく 怒られました・・・(*_*)

 

そんな事、実の母親に言われたらどう思うでしょう。

小さな小さな子供のころ、どんなに両親と暮らしたかったか。

 

自分たちの都合で、自分の大嫌いな養父母に預けられ、その上そんな事を言われても・・

 

ですので、私の目から見て、夫は何とか母親に気に入られたいと一心に思っていたように感じます。

大人になってからもです。

時に、私を犠牲にしてでも・・・

 

義母は

年に数回しか夫の実家に行くことはありませんでしたが、その都度、たっぷりの嫌味とお説教。

 

結婚してすぐのご近所へのあいさつ回りでは、いちいち「こちらの奥様は〇〇大学ご卒業で・・」と言われ・・・

 

私は高卒なので、そもそも歓迎はされていなかったのでしょうね('_')

 

夫が出世しないのは、私が上司に付け届け(贈り物?)をしないからだ・・とか

 

子供が生まれてからは、「あんな田舎にいたら、ろくな教育は受けられない」とか。

 

まだ若かった私は、夫の実家へ行くたびに憂鬱で、気が滅入る思いでした。

そんな思いを夫に言っても、まったくどこ吹く風。

 

夫にしたら、「こんな嫁と、あんな田舎で頑張ている自分」を母親に褒めてもらえれば満足だったのでしょうから。

 

そんな義母も、数年前に他界しました。

 

夫にも嫌気がさし、義母との関係も煩わしく、 結婚して5年くらい過ぎたころには、私は夫の実家へ行くこともなくなり、義母との再開は義母が亡くなってからとなりました。

 

いろいろありましたが、義母ももう仏様です。

夫の事をあたたかく見守っていてくれると いいなと思います。

(悪さもしないように、見張っていてください!)